vaultとは、Obsidianのノートの内容や情報をすべて管理するフォルダのこと。
このフォルダの中に、様々な情報が含まれる。
## vault内の構成
以下のような形でvault内のファイル、フォルダは構成される。階層は無限に作成できる。基本的に他の形式のファイルは表示されない。
- フォルダ(vault)
- [[markdown]]
- フォルダ(項目)
- [[markdown]]
- [[markdown]]
- [[markdown]]
- フォルダ(項目)
- [[markdown]]
- フォルダ(項目)
- [[markdown]]
フォルダ(vault)直下のことをrootと呼ぶ。
rootには、```.obsidian```が自動的に格納され、Obsidianに関する情報を扱う。
vaultの作成方法によって若干取り扱いが異なる。
- フォルダを新規作成してvaultを作成-->```.obsidian```フォルダが生成。
- 既存のフォルダをvault化-->```.obsidian```フォルダが指定したフォルダ内に格納される。
## ```.obsidian```に含まれる項目
- [[Obsidian plugin|plugins]]
- ```snippets```
- ```themes```
- その他JSONファイル
などが格納されている。
Obsidian上で操作した内容が自動で入力される。
基本的に外部エクスプローラーでは表示されない(検索にはかかる)。
Obsidian上の外観>テーマフォルダなどからアクセスできる。
外観を整えるCSSや、追加CSS用のsnippetsを変えられる。
### vaultをクラウドサービス上に置く場合
vaultを[[クラウドサービス]]上に於けば、フォルダ、ファイルの内容を共有できる。
それに加えて、設定やノートの開いている状況も[[クラウドサービス]]のファイルの同期をもって、同期される。
### 新しく作るvaultに設定を共有したい場合
```.obsidian```フォルダをコピーしてペーストすれば、設定をそのままコピーできる。
## [[Obsidian publish]]用のrootファイルの扱い方
Obsidian publish上でCSSを設定する際には、アップロードするフォルダと同じ階層にCSSファイルをアップロードする。